引用:株式会社リクルートホールディングス|2020年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結) P.2 (参考) 個別業績の概要
1株当たり当期純利益 の具体的な計算 と 期中平均株式数の算出
① 「決算短信」 を使用した「1株当たり当期純利益」 について
短信の1株当たり当期純利益は、連結ベースの指標です。
今回は、平成24年12月期の決算を事例とします。 「決算短信」を使用します。 具体的に使用した短信は こちら です。
「当期純利益」は、サマリー情報と呼ばれる表紙のページの(1)連結経営成績の「当期純利益 2,428百万円」を使用します。
この「当期純利益」は、P11(連結損益計算書)にある「当期純利益又は当期純損失△」とつながっています。
一株当たり情報の概要と一株当たり当期純利益の計算
株式数は「期中平均株式数」を使用します。 利益は、年間通じて発生するものなので、平均株式数を使用します。
「期中平均株式数」は、表紙の次のページ (3)発行済株式数(普通株式) ③期中平均株式数 118,281,053株を使用します。
計算結果は、2,428百万円 ÷ 118,一株当たり情報の概要と一株当たり当期純利益の計算 281,053株 = 20.53 円
② 指標の分子 「当期純利益」から「普通株主に帰属しない金額(例えば、優先配当額)」を差し引くとは?
指標を出すときに、「当期純利益」から「普通株主に帰属しない金額(例えば、優先配当額)」を差し引きます。
優先配当といったら、優先株式が考えられます。日本企業の中で、優先株式を発行するところはあまりありません。発行するところは銀行位ですので、意識する必要はないです。
③ 期中平均株式数の 算出の仕方
期中平均株式数の出し方については、「1株当たり当期純利益に関する会計基準」の50項に2通りのやり方が書かれています。
日数カウントは DATEDIF関数を用いて見ました。
=DATEDIF(”2012/4/1”, ”2012/8/31”, "D") で算出出来ます。 これで出すと、152日になるので1日分をたします。
DATEDIFは、2012年8月31日 - 2012年4月1日 で計算するので、1日分足す必要があります。
(100株 × 153日 + 110株 × 212日) ÷ 365日 =105.80株 ← 期中平均株式数
④ 「有価証券報告書」を使用した場合
1株当たり当期純利益は、頭のページのハイライト情報と呼ばれている中に記載があります。 具体的に使用した有報は こちら です。
連結ベースと単体ベースの記載があります。
EPSって何?
日本FP協会認定 CFP®、合同会社clientsbenefit 代表、FP相談ねっと認定FP、SG中越代表
<プロフィール>
25歳でお金の知識・営業経験ゼロから保険営業の世界に飛び込み6年半従事。2年目に将来の資産形成のため金融知識が必要なことに気が付き、FPの勉強を始めて金融・経済の知識を学ぶ。その後、保険に限らずあらゆるお金の面でクライアントにとってベストな提案をしたいという想いで、商品販売ではなく相談業務を開始。2013年より資産形成の考え方に関するセミナーを自主開催。その他、大手金融機関からの委託により実施。現在は小規模事業者の年金や資産運用のサポートを中心に相談・経営支援の業務に携わり、確定拠出年金など起業家の将来の資産形成と経営のサポートを行っている。投資信託や資産形成の分野を得意としている。
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